2017年度活動計画

2018年1月19日

事業実施の方針

本研究会では2016年度の活動の方針として、高齢運転者の運転適性に関し、実態調査及び調査結果の分析等以下の事業に取り組んで参ります。実態調査において認知症と運転の因果関係の解明に重点を置きながら、多様なデータ収集を目指し、高齢者の安全運転支援の基本構想の検討を行います。

実態調査事業

認知機能の低下が運転に及ぼす影響を明らかにするために、高齢運転者における認知機能低下の現状、並びに認知機能が低下した運転者の行動の特徴を調査し、基礎データとして収集します。

調査結果の分析事業

上記事業で調査収集された基礎データを解析し、認知機能の低下が運転に及ぼす影響を分析し、体系化に取り組みます。

基本構想の検討事業

高齢運転者の安心・安全な車社会を実現するため上記分析・体系化の事業から得られた結果に基づき、「高齢運転者支援の基本構想」を検討します。

高齢者安全運転の啓発事業

認知症と運転との関わりを解説し理解を広げるために、高齢者を中心とした交通の安全に資する広報・啓発・教育等に取り組みます。