「運転脳」とは
「運転脳」とは、医学上のいわゆる「脳」の特定の部位を指すものではなく、運転に必要な「脳」の働きに関する総称として特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会が定義し、商標登録した造語です。
車の運転は、「脳」の様々な部位がフル活動していることは、容易に想像できると思います。
「認知」、「判断」、「操作」をたゆまなく繰り返すことで車を運転する私たちは、五感を通じて「脳」に届く情報を処理しています。
どこかに不具合があっても運転に支障が出ます。もちろん、その不具合を他の部位が補うこともあります。
特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会では、運転に必要な「脳」の働きを「運転脳」と定義し、この運転に関するセンスを評価する一つの指標として「運転脳」をチェックし、脳力を磨き、鍛えることで運転寿命を少しでも延ばすことを目標としています。
是非、ご高齢のドライバーだけでなく、ご自身の運転に不安がある方は、「運転脳チェック11」アプリにチャレンジしてみてください。
研究会では、このチェック11だけでなく、軽度認知障害(MCI)を運転に関わる分野から早期に発見するツールとして「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」も公開しています。
こちらは、アプリではなく、プリントしてご利用頂くものですが、3か月毎とか6か月毎など期間を空けて、何度もチェックをすることで、ご自身の認知機能の衰えを早く見つけることが出来ます。
安全運転を続けるために、是非この2つのツールをご活用ください。
特定非営利活動法人(NPO)高齢者安全運転支援研究会 事務局